スマートフォンの電源が入らない!故障?データ復旧方法について解説!

今やスマートフォンは私たちの生活に欠かせないものとなりました。スマートフォンには個人情報や写真など大切なデータが保存されていますが、もしスマートフォンが故障したらどうしたらいいんだろう?と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
・スマートフォンが故障した場合データは取り出せるのか
・データを復旧するにはどうすればよいのか
・信頼できる復旧業者の選び方
について解説します。電源が入らないなど、もしもの時の参考にしてください。
スマートフォンの故障が疑われる場合の対処方法
データ復旧の方法
データ復旧業者の選び方

スマートフォンの電源が入らない理由

いつものようにスマートフォンの電源を入れたのに画面が真っ黒のまま何も映らない、正常な動作をしないといったトラブルが起こると焦りますよね。スマートフォンは精密機械であるため、このようなトラブルが起きる可能性はどのスマートフォンにもあります。電源が入らなくなる理由として考えられるものには以下のものがあります。
充電切れ
電源が入らない場合、故障ではなく単純に充電切れのことがあります。充電ケーブルが劣化している場合、充電しているつもりでもできていないというケースもあるでしょう。完全に放電してしまうと少しの充電時間では電源が入らないため、最低でも1時間以上は充電する必要があります。
アプリやOSのトラブル
入っているアプリやOSのトラブルでスマートフォンがフリーズしていることもあります。この場合はスマートフォンを強制終了し、再起動することで解決します。
落として画面が割れた
落としてスマートフォンの画面が割れてしまった場合、電源が入り画面が表示される場合はバックアップデータを速やかに作成します。電源が入らない、画面が真っ暗の場合は内部が損傷している可能性が高いため、通電させないことが何よりも大切です。充電ケーブルは挿さず、データ復旧業者に相談しましょう。
水没させた
防水機能をうたっているスマートフォンでも、完全に防水できるわけではありません。うっかりスマートフォンを水の中に落とした場合は、まず電源を切りましょう。スマートフォンは濡れた状態で通電することでますます故障が進んでしまうためです。そのあとは表面の水分をふき取り、できるだけ早くデータ復旧業者などに相談しましょう。
スマートフォンの故障は2種類ある

スマートフォンの中にはさまざまなデータを記憶する、人間の脳のような働きをしている部分があります。この部分を「記憶媒体」といい、障害が起きるとデータの読み込みができなくなります。
記憶媒体に起きる障害には「論理障害」と「物理障害」の2つがあります。上記のアプリやOSのトラブルは論理障害、落下による画面割れや水没は物理障害にあたります。
論理障害
論理障害は、OSなどのシステムの不具合や間違ってリセットしてしまったというような動作が原因でデータが呼び出せなくなった状態です。論理障害の場合は復旧ソフトを利用してデータを復旧させられる可能性があります。
具体的に現れる症状には次のようなものがあります。
- OSが起動しない(iPhoneの場合リンゴマークのまま動かない)
- 特定のファイルが開けない、または消えた
- 画面が真っ暗なまま
- 画面がフリーズ
- ロックが解除できない
物理障害
物理障害はスマートフォンの本体や基盤が水没や落下などの衝撃によって破損したことが原因で操作できなくなった状態を指します。物理障害の場合はスマートフォンの内部を見る作業が必要となるため、データを復旧させるのは難しくなります。
具体的には以下のような症状が見られます。
- 電源が入らない
- 画面割れで操作できない
- カラカラといった異音がする
- 音楽や動画を再生すると異音が入る
物理障害は水没、落下などの強い衝撃、経年による劣化、極端な温度変化の影響、多湿や結露、磁気の異常、過電流などが原因で起こります。
データを復旧させるには

充電を確認し、再起動しようとしても電源が入らない場合は故障と言えます。故障の場合は新しいスマートフォンに替えるか修理することになりますが、どちらにしても保存されているデータは消えてしまいます。
電源が入るけれども画面が映らない場合、自力でデータを復旧させることも可能ですが、電源が入らない、水没させてしまったなど重篤な故障の場合は契約しているキャリアの復旧サービスを利用する、データ復旧業者に依頼するかのどちらかで行うことになります。
スマートフォンの電源が入る場合
画面は映らないが電源は入るという場合は新しいスマートフォンでデータを復旧できる可能性があります。SDカードを取り出す、データ復旧ソフト・アプリを使う、クラウドに保存されているデータを復元する方法があります。
SDカードを取り出す
SDカードにデータを保存してある場合は、修理に出す際に取り出しておけば新しいスマートフォンに挿すだけです。ただし、この方法では当然ながらSDカード以外に保存されているデータは復旧できません。また、新しいスマートフォンがSDカードに対応している必要があります。対応していない場合はSDカードリーダー等を使ってパソコンにバックアップし、そのデータを新しいスマートフォンにコピーします。
データ復旧ソフト・アプリを利用する
データ復旧ソフト・アプリには無料と有料のものがあり、ソフトの場合はパソコンにダウンロードしスマートフォンをつないで、アプリの場合はスマートフォンにダウンロードしてデータ復旧作業を行います。この方法は、誤って写真を削除してしまったというような場合に役立つでしょう。有料ソフトを使う場合でも業者に依頼するよりは安くできますが、ソフトの種類が多くどれを選べばよいのか迷う、復旧が失敗する可能性もあるなどのデメリットがあります。
クラウドに同期されたバックアップデータを復元する
クラウドに同期されているデータを復元する方法はもっとも簡単ですが、設定によってはすべてのデータがバックアップされているとは限らず復元できないデータがあることもあるため、その点は注意しておく必要があります。
予期せぬ故障やトラブルに備え、日頃からまめにデータのバックアップを取るように心がけましょう。
スマートフォンの電源が入らない場合
①キャリアの復旧サービスを利用する
Docomoやau、Softbankのキャリア3社に契約している場合は、それぞれデータ復旧サービスを行っているので利用してみましょう。ただし、復旧までに時間がかかること、すべてのデータが復元できるわけではないことを知っておく必要があります。
②データ復旧業者に依頼する
確実にデータを復旧したいのであれば、データ復旧業者に相談しましょう。自分でソフトやアプリを使ってデータ復旧を試みる場合失敗する可能性がありますが、知識のあるプロに依頼することで、より高確率でデータを復旧させることができるでしょう。自分で行うのに比べコストはかかってしまいますが、故障の原因が特定できるなどメリットも多くあります。
依頼する際は、複数の業者から見積もりをとる、口コミサイトなどで評判をあらかじめ調べておくなどしてより信頼できる業者を探しましょう。
良い復旧業者の選び方

データ復旧を業者に依頼しようとネットを検索すると、多くの修理業者がヒットします。初めて依頼する場合どの業者に依頼すればよいのか、また費用がどれぐらいかかるのかわからないということもあるのではないでしょうか。
ここでは、良い修理業者の特徴について解説します。一般的なケースを想定しているため、故障の具合によってはあてはまらない場合もあります。
見積もりが明確
データ復旧を依頼するときにはまず故障の診断をして、その上で見積もりを出してくれる業者を選びましょう。また、復旧できた場合のみ料金を支払う「成功報酬型」の業者を選ぶことも大切です。
中には見積もりの内容を詳細に教えてくれなかったり、作業後に調査費や診断費といった名目で高額な料金を請求したりする悪質な業者も存在します。見積もりの内容について、料金が発生するのはいつかといったことについて作業前に納得のいく説明がある業者を選びましょう。
データ復旧の実績がある
広告の文章にデータ復旧率をアピールされていると信じてしまいますが、本来、信頼できる業者であれば裏付けの取れない実績を宣伝に使うようなことはしないでしょう。
技術力は一口に説明できるものではないため、宣伝文句だけを鵜呑みにするのではなく具体的にどのOSやメーカー、どんな症状に対応したのかという点を依頼前に確認してみましょう。また「一般社団法人日本データ復旧協会」の会員になっている企業を選ぶのも一つの手段です。
プライバシーの保護がされている
データ復旧を依頼する際は個人情報が流出することを防ぐためセキュリティ対策が整備されている業者を選びましょう。「プライバシーマーク」や、「ISO 27001」などを取得している業者は情報セキュリティに対する意識が高いと言えるため、依頼する候補となります。
まとめ

スマートフォンが不具合を起こし画面が映らなくなってしまった、という場合はまず充電をチェックし、充電に問題がないようなら一旦再起動します。水没させてしまったり、落として画面が割れてしまったりして画面が映らない場合には電源を切り、データ復旧業者に相談しましょう。特に水没させた場合、無理に通電させると故障の具合がさらに進み取り返しがつかなくなることが想定されます。損傷の具合によってはデータを自力で復旧させることも可能ですが、より確実で安全なのはデータ復旧業者に相談および依頼することです。いずれにしても、普段からまめにデータのバックアップをしておくように心がけましょう。
