保育所栄養士が解説!正しいストロー飲みの進め方

離乳食が進んでくると「1歳を迎える頃にはそろそろストローで飲み物を飲ませたい」と思うお母さんは多いはず。
ストロー飲みができると、お出かけ先でも簡単に水分補給ができていいですよね。ストローで飲むということは、子どもの成長にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?ちゃんと飲んでくれるのだろうかと心配をしてしまいますよね。
この記事では、保育所栄養士10年目の子どもを2人育てるママ栄養士が、正しいはじめてのストロー飲みの進め方、コップ飲みの進め方を詳しくご紹介します。
いつから始める?
ストロー飲みの練習は、離乳食完了期頃に始め、2歳になった頃には上手に飲めるようになっているのが理想です。あまりに早く始めても、細いストローで飲むことは難しいでしょう。
最近の保育園では、水筒を持参させる際に子どもが自分でこぼさず飲めるように、ストロー付きの水筒を勧める保育園が多いです。
とはいえ、ストロー飲みをマスターしておかなければならないというわけではありません。
1歳までは母乳やミルクを飲んでいるので、混乱してしまい吸啜の妨げになりかねないので、子どもの成長に合わせて無理なくストロー飲みの練習を行いましょう。
あまり早い時期に始めてしまうとデメリットもあるので、そちらについてもご紹介します。
コップ飲みとストロー飲み、始める順番はどっちから?
コップ飲みとストロー飲みのどちらを先に始めればいいかご存じですか?母乳やミルクを飲んでいるから、吸うストローの方が最初と思う方もいるかもしれません。
しかし、ストローで飲めるようになるには、まずはコップをマスターしましょう。離乳食期にコップ飲みよりストロー飲みを、先に覚えてしまうと、飲み込む時の口の動きが覚えられません。
正しいコップ飲みをするには、唇をしっかり閉じて舌を前に出す必要があります。上唇よりも下唇が前に出ていると、コップの中の飲み物をこぼしてしまいます。
汁物を飲む時も、子どもだけでお椀を持って飲む練習にもなるのでおすすめです。
始めはこぼしてしまったり、時間がかかったりしますが、子どもたちが将来上手に食事を摂るための練習ですから、あたたかく見守ってあげましょう。
ストローで飲んでくれない?
コップ飲みが上手になってきたら、いよいよストローで飲む練習です。
いざ始めると、大体の子どもはストローを噛んでしまいます。
ストロー飲みは口を小さくすぼめて吸うという動作なので、うまく飲めるのには時間がかかります。はじめはストローで飲み物を飲むものと理解できず、飲めない子どももいるでしょう。
ストロー飲みを嫌がったり、吸えなかったりすることで口からこぼしてしまうこともありますが、コツをつかめれば上手に飲めるので、その方法をご紹介します。
ストローで上手に飲むコツ
- 紙パック
吸うことが難しい子どもには、好きなジュースの紙パックで試してみましょう。子どもがストローを口にくわえている時に、紙パックの側面をそっと押すと出てきます。
ストローの仕組みを知ってもらいましょう。
- ストローマグ
ストローマグは、中身が見える透けたものが多いため、子どもが吸えているのか確認しやすいアイテムです。
しかし、吸いにくいマグもあるため、吸いにくそうにしていたら、無理をせずに中断しましょう。
- 保護者が見本になる
子どもは保護者のことをよく見ています。ストローの練習ができる月齢は、なんでもマネをしたがります。
なので、保護者が一緒にストローを使って、お手本を見せてあげましょう。
おすすめコップ飲みマグ3選
- マンチキンミラクルカップ
楽天市場
アメリカの歯科医師推奨のコップ飲み練習用のマグ。
こぼれにくく、蓋つきなので持ち運びも簡単です。
- ワオカップベビー
アカチャンホンポ
こぼれにくく、とても洗いやすく、衛生的に使用できます。
色んな向きでこぼさずに飲み切ることができて便利!
- リッチェルアクリア直飲みタイプ
Amazon
おしゃれなデザインのボトルでお出かけ用に重宝します。
蓋はボトルについているので、なくす心配がないです。
おすすめストロー飲みマグ3選
- サーモスベビーストローマグ
Amazon
有名水筒メーカーのストローマグ。
洗いやすく、吸いやすい上、値段が安いのもポイントです。
種類も豊富でかわいいデザインが人気です。
- リッチェルアクリア
楽天市場
ストローマグデビュー向け。
ストローを外すと、コップになります。
小さいので、子どもだけで持つことができます。
- コンビラクマグ
Amazon
くわえやすく、月齢に合わせてストローの付け替えができます。
部品はすべて国産なので、安心安全です。
ストロー飲みは歯並びに影響する?
ストロー飲みが歯並びに影響するのではないかというデメリットをよく聞きます。小さな子供は、吸てつ(吸うこと)から、嚥下(飲み込むこと)を経て練習していきます。
母乳やミルクを、舌を前後に動かしながら飲むことで吸てつを覚えますが、この一連の動作を誤ってしまうと、嚙み合わせだけではなく、発音にも影響が出るといわれます。
間違った使い方をすると、子供の成長に悪影響を及ぼすので、子どもの口の動きを観察してみてください。
まとめ

はじめてのストロー飲みのポイントをご紹介しました。
今では、歯並び研究も進んで、ストロー飲みをしても将来的に歯並びが悪くなりにくいという研究結果も報告されています。
離乳食の進め方にも個人差がありますから、あまり神経質にならずに、子どもの進みやすいタイミングで練習できたらいいですね。
子育てはラクして楽しくがモットーです。
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